邪馬台国論争はいづれ消滅する

魏志倭人伝の考察

「なかなか読む作業に入らないなぁ。」と思っている読者もいるかもしれない。

しかし、物事には順序がある。

このブログで示すのは、非常に冷静な心で、何ものにも影響をうけることなく、古代文献の著者の意図を汲み取ることを最優先とする読み方なので、まず読み手の心身の状態を整えることが、なによりも重要と考えている。

これまでの、従来の、魏志倭人伝を読む姿勢は、邪馬壹國をヤマト政権と結びつけたい、卑弥呼を記紀の登場人物と結びつけたい、という欲望が強すぎて、前のめりになっている。

著者の陳寿が、何のために、どんな方法で、倭人の記録を後世に伝えようとしたのか。

魏志倭人伝の価値が低いのではなくて、読者の読み方、読む姿勢、著者への信頼、それらの程度が低いから、軽く見ることになっているのだと理解して頂きたいのである。

今は、冷静になってもらうために、ストレッチをしてもらっている段階である。

諭すような、洗脳するような文章になってきているのは不本意なのだが、邪馬台国論争なるものをやっている方々こそ、洗脳された状態であると思っているので、まずは心をフラットな状態に戻すことが肝要であると思い、魏志倭人伝を読むことに集中できる環境を作ろうとしている。

石丸伸二氏が、天動説と地動説の話をクライマーズ2024で話しておられたが、このブログも同じで、理解できる人だけに届けば良いのであって、理解できない人は自分の考えを無理に変える必要は無い。

十数年後、邪馬台国論争は消滅しているはずである。

※ 政治を従来の専門家に任せておく時代は終わりを迎えた。
  同様に、魏志倭人伝の解読も、
  従来の専門家には、任せておけないのである。

どうしても待ちきれない人は、本を購読してください。

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